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フィッツロイの玄関口「エルチャルテン」へ

ペリトモレノ氷河からレンタカーで約300km疾走し、フィッツロイとセロトーレへの登山基地として栄えるエルチャルテンへ。 【パタゴニアの盟主の気配】

超ど級の風景が目白押しのパタゴニアの中でも、最もこの目で見たかったのが「フィッツロイ」。 エルチャルテンの手前で、周囲の風景に比べてもひと際存在感があったこの山にフィッツロイがあるに違いないと直感した。 実際、その感は当たっていたのだが、下からはその姿を見ることは最後まで叶わなかった。 【エルチャルテンの入口】

人口1000人もいるだろうか。 この小さな村まで舗装路が延びたのはほんの去年のこと。 【発展する街並み】

ここ数年急速に発展しているようで、真新しいホテルやお土産屋、レストランが立ち並ぶ。 物価は高いが、登山基地だけあってアウトドアショップが数軒あり、大抵のものは揃う。テントや寝袋など、レンタルで済ませる人が結構多い。 なんとインターネットカフェ(といってもパソコンのみ)が4軒もあり、1軒は営業していなかったが、どの店も満席状態。いうなれば九州ぐらいの広大なエリアに村がポツンとひとつあるイメージだが、それでもブロードバンドのインターネットができるところがすごい。 とはいえ、おそらく1つの回線を分け合っているのだろう、動作は不安定で、すんなり繋がることは稀だった。料金は1時間10~12ペソ。 なお、ワインに酔っ払ってブログを書いたのはここである。 【ホテル「Pioneros del Valle」】

パタゴニアで唯一泊まったホテル。といっても、ドミトリー(相部屋)だ。 できたばかりのようだったが、ホテル「フィッツロイ」と同じ敷地内にあり、デザインが同じなので、ドミトリー専用のアネックスとして誕生したようだ。 1泊50ペソ。ちと高め。

ホテルのキッチン。簡単な自炊もできる。 部屋は2段ベッドが3つ。すなわち6人部屋。しかも男女ごちゃまぜ。 入口はカードキーによる電子ロックで、バックパックが余裕で入る鍵付きの大きなロッカーがある。 できたばかりだけあってとてもきれいなのだが、シャワーの排水が悪くて足もとが水たまりになってしまう。そしてドアの開閉がどうやっても大きな音がする上に、キッチンで真夜中まで大騒ぎでうるさい。 もっとも耳栓を用意していたので問題なし。ベッドは上で照明が目の前だったけど、これもアイマスクで問題なし。この旅で初めて熟睡できた。

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